忍者ブログ

Tubuyaku

つぶやきです。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

幸福


       幸福について
    
  良心の義務と幸福の追求とを対立的に考えるのは近代的リゴリズムである。
 これに反して私は考える。今日の良心とは幸福の要求である、と。
 社会、階級、人類、等々、あらゆるものの名において人間的な幸福の
 要求が抹殺されようとしている場合、幸福の要求ほど良心的なものが
 あるであろうか。

  幸福は徳に反するものでなく、むしろ幸福そのものが徳である。
 もちろん、他人の幸福について考えなければならぬというのは正しい。
 しかし我々は我々の愛する者に対して、自分が幸福であることよりなお
 以上の良いことを為し得るであろうか。



    『人生論ノート』 三木 清  新潮文庫

   ”幸福”ということはより深い意味があり、人間の本質に迫るものであろう。
 三木清がこれを書いた戦前より、現在はますます”幸福”というものを真に追求することが重要な時代ではないか。





PR

因果


 5.1361
 未来の事件を現在の事件から推論することはできない
 因果関係を信じるのは迷信である。



 『論理哲学論考』 ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン 中平浩司訳=筑摩書房〈ちくま学芸文庫〉
  
 人の能力で未来が知りえないとしても、因果関係を否定することはできないのではないか。
 

郭公(ほととぎす)

20120617(日)


               紀 友則

  さみだれに物おもひをれば郭公夜深くなきていづち行らん

  夜や暗き道やまどへる時鳥我がやどをしも過ぎがてになく



 
         『古今集』 夏哥 尾上 八郎 校訂 岩波文庫

 雨の夜中に郭公が鳴いていた。『古今集』の夏の歌は郭公で占められている。






  

考えられないもの

20120616(土)

"
   考えられないものに触る

   見えるものは見えないものに触っている。聞こえるものは聞こえないものに触っている。
  そうだとするれば、考えられるものは考えられないものに触っているはずだ、
 



                                                                『青き麦萌ゆ』 大岡信 中公文庫



   何か適当な手段を使えば、「コミュニケーション」が成り立つのが当たり前だと
  思っているのは間違えだろう。

       

思量・非思量

"
  1. 
     世界とは出来事たる一切である。
  1.1 
     世界は事実の総体であって、事物の総体でない。
  1.11
     世界は事実によって規定されており、、また、一切は事実である、
  ということによって規定されている。
  1.2
     世界は[出来事]へと砕けて事実となる。

  2.
     出来事たること、すなわち事実とは、事態が存立していることである。

  5.6
      私の言語の限界とはわたしの世界の限界を指している。

  5.61
      論理が世界を埋め尽くしている。すなわち世界の限界は論理の限界でもある。


  7.語ることのできないもの、これについては沈黙しなければならなぬ。


”  
 『論理哲学論考』 ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン 中平浩司訳=筑摩書房〈ちくま学芸文庫〉


   
”   
   僧のいふ、「不思量底如何思量」。
   まことに不思量底たとひふるくとも、さらにこれ如何思量なり。
   
兀々地に思量なからんや、兀々地の向上なにによりてか通ぜざる。
   賤近の愚にあらずば、兀々地を問著する力量あるべし。


   大師いはく、「非思量」。


 『正法眼蔵』 坐禅箴 岩波文庫

   語ることのできないもの、考えられないもの先にも思考というものもあるということか?



カレンダー

03 2026/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

カテゴリー

フリーエリア

最新CM

最新記事

(03/11)
(03/11)
(03/09)
(03/08)
(03/07)

最新TB

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索