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Tubuyaku

つぶやきです。

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さくら

 桜がまだ散りきれないので、また、さくらの話題にします。

桜が好きな歌人といえばまず西行だろうが、本居宣長の方が屈託の無い桜好きのようだ。

しき嶋の やまとこころを 人とはば 朝日ににほふ 山さくら花」  本居宣長

         『考えるヒント』 小林秀雄(文春文庫) 「さくら」より


  小林秀雄が言うようにやまとこころを雄々しい日本精神と捉えるのは、不当であろう。
 日本的情緒はもっと素朴で、無常観を秘めたものであろう。
  


 因みに、われわれが、現在見ているさくらは山桜ではなく、ほとんどはソメイヨシノだそうです。
 ウィキペディアによると江戸時代末っ期から普及し始めたようです。







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上善若水

"
上善若水。水善利万物而不争。         上善は水の若し。水は善く万物を利して而も争わず。
 処衆人之所悪。故幾於道。          衆人の悪む所に処る。故に道に幾し。  



最上の善とは水のようなものだ。水のよさは、あらゆる生物に恵みを施し、しかもそれ自身は争わず、
それでいて、すでての人がさげすむ場所に満足していることにある。
そのことが、(水を)「道」にあれほど近いものにしている。


                        『老子』 小川環樹訳注 中公文庫

 水は万物を利するとともに津波や洪水という脅威ともなる。
 いずれにしても古来より人間を思考へと誘うものようだ。

 『論語』子罕篇 (岩波文庫)にも
  「子在川上曰、逝者如斯夫、不舎晝夜。
   子、 川の上に在りて曰く 逝く者は斯くの如きか。 昼夜を晝めず


  とある。







君子不器

" 子曰、君子不器。   

  子の曰(のたま)く,君子は器(うつわ)ならず。


  先生がいわれた、「君子は器ものではない。[その働きは限定されなくて広く自由であるべきだ。]」

                『論語』為政篇 岩波文庫

   思うに,そもそも君子に限らず人は道具などのように、もともと'なにかの役に立つ'と云うようなことに限定されるもではない。













耳障りのよい言葉

" 子曰、巧言令色、鮮矣仁。     
 子の曰(のたま)く 巧言令色(こうげんれいしょく)、鮮(すく)なし仁。  

  先生がいわれた、「ことば上手の顔よしでは、ほんとんど無いものだよ、仁の徳は。」 ”                 
                『論語』学而篇・陽貨篇 岩波文庫     

 曖昧で,耳障りのよい言葉には、注意を要すると思う。   
(差別)用語を禁止したり、「口入れ稼業」をハローワーク,人材派遣業者といい、
雇用のミスマッチなどと体のいい言葉を使って現状をごまかす。
ずばり,云えば、まともな就職先がないということだ。
現状をズバリという、表現することが、物事の改善の一歩ではないか。



















疎狂

"
世を渉る(わたる)こと浅くば、点染も亦(また)浅く、
事を歴(ふ)ること深くば、機械も亦深し。
故(ゆえ)に君子は、
其の練達ならんよりは、朴魯(ぼくろ)なるに若(し)かず、
その曲謹(きょつきん)ならんよりは、疎狂(そきょう)に若かず。


 世間をまだ知らない若いものは、世俗の悪い習慣に染まることも浅いが、世の中の
 裏表をよく知ったのは、この中のさまざまなからくりに通ずることもまた深い。
  だから君子というものは、世俗のことによく通暁しているよりは、むしろかざりけがなく
 愚直であるほうがよく、また、つまらない遠慮をして謹み深いよりは、むしろ世間知らずで
 人から狂人といわれるほうがまだよい。


        『菜根譚』洪自誠著 中村 璋八,石川 力山 全訳注  講談社学術文庫

   
 近頃ご時世では、表面的な曲謹ではどうにもならない、疎狂なる人が多く排出しないとどうにもならないのではないか。








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